酵素サプリとはどんな特徴があるのか調べてみた

酵素サプリは、植物発酵エキスを乾燥させたパウダーを打錠したりカプセルに入れるとでき上がります。乾燥物なので他の素材と混ぜることができます。サプリメントと名乗るには買いやすい値段であることが条件になりますが、その分、酵素の本来の意味である植物発酵エキスの含有量が少ないものが結構あります。

サプリメント

酵素は、今、酵素サプリ酵素ドリンクと呼ばれます。酵素ドリンクは、液体の酵素だと分かりますが、酵素サプリって何だろうと思いました。

酵素ではなく酵素サプリと新しいことばを作ると、ことばと一緒に新しい商品が販売しやすくなると思います。

一体、酵素サプリとは、いつ頃からあって、どんな特徴があるのか調べてみました。

酵素サプリとは植物発酵エキスを乾燥させてタブレットやカプセルにいれたもの

ネットで、酵素サプリとはいつからあるのか記事を探してみました。

グーグルで過去にさかのぼって検索してみると、2001年にある方のブログで「酵素サプリ」ということばが初めて登場します。その商品は、輸入ものの消化酵素サプリのようでした。

酵素サプリは2011年頃から知られるようになった

その後、2011年の5月からは「酵素サプリ」の検索数が急に増えていました。その頃から各社参入し始めて、買う方が増えたのでしょう。

私が酵素サプリということばを知ったのは、2015年です。私にとっては酵素サプリも酵素ドリンクも酵素です。

それまでも酵素サプリということばを聞いていたのかもしれませんが、頭の中で酵素サプリ→酵素と自動変換されてしまうので、全く記憶に残っていませんでした。

酵素サプリは、酵素ドリンクではないものですね。基本、植物発酵エキスを乾燥させて錠剤にしたりカプセルに入れたもののことです。

私が酵素を飲み始めた1990年代から、粉状の酵素や粒状の酵素はありました。粉のタイプは1回ずつの袋に入っているものと、ビンに入っていてスプーンですくって飲むタイプがありました。

また、お味噌みたいな酵素を出している会社も何社かあり、小袋に入っています。あれも酵素サプリといってよいのでしょうか?

酵素サプリは植物発酵エキスの工場を持たなくても製造できる

酵素サプリは、植物発酵エキスを乾燥させたパウダーをカプセルに入れるとでき上がります。昔の酵素メーカーは自社で工場を持っていましたが、今は、植物発酵エキスパウダーが買える時代です。

カプセルに入れて包装する作業を受託工場に頼めば、工場を持たなくても酵素サプリができます。今は植物発酵エキスを材料として生産する会社があるのですね。

他の素材と組み合わせることができる

植物発酵エキスパウダーは、乾燥しているので他の素材を組み合わせることができます。例えば乳酸菌なんかよいですね。

その他には、微生物につくらせた消化酵素を加えたり、ビタミンを加えたり、また、全く別の素材を加えることも可能です。

植物発酵エキスではできない、商品を後で設計することができます。これは面白いなと思いました。

「サプリメント」は低価格で提供される

酵素「サプリメント」と名乗るなら、買いやすい値段で提供されなくてはいけません。

サプリメントということばが使われるようになったのは、わりと最近のことです。

サプリメントが販売されるようになったのは、確か1990年頃、バブルの頃かそのすぐ後だったか。バブル時代は、ユンケルなど高い値段の疲労回復用のドリンク剤が売れていました。

最初にシリーズものとして発売されたサプリメントは、大塚のネイチャーメイドではなかったかと思います。発売初期からコンビニにも置かれていました。

サイズがいくつかあるようですが、だいたい1000円から2000円で買えるものが多いです。サプリメントは買いやすい値段が特徴でした。

酵素サプリも買いやすい値段がつけられています。

植物発酵エキス含有量が少ないものが多い

ところが、問題がないわけではありません。商品名に酵素とつけるなら、植物発酵エキスが入っていなければいけませんが、問題はその量です。

ある日、いろいろな酵素アプリの成分表を見ていて、それぞれが比較しにくいので、製品100gあたりに直して計算していったのです。すると、植物発酵エキスの含有量がすごく少ないものが多いことに気がつきました。

酵素サプリに入っている植物発酵エキスの量を知る方法にその計算方法も含めて書いています。

酵素サプリに入っている植物発酵エキスの量を知る方法
もしあなたが酵素サプリを飲んでいるなら、1カプセル中の何割が植物発酵エキスなのか一度計算してみることをおすすめします。おどろくほど少ないものがあります。酵素サプリの栄養成分を100gあたりに直して、植物発酵エキスがどのくらい含まれているのか簡単な計算で出す方法をお教えします。酵素とは植物発酵エキスのことだからです。

原料の植物発酵エキスパウダーが高いのかもしれませんが、植物発酵エキスがごくごく少ない量しか入っていないなら、酵素を飲むとはいえないのではないかと思います。

まとめ

酵素サプリは、植物発酵エキスパウダーをカプセルに入れるとできるので、樽を並べて植物発酵エキスを製造する工場を持たない会社でもつくることができます。

乾燥したパウダーは、その他の素材と混ぜることができます。これは可能性を感じました。カプセルを使わなくても小袋でもよいのです。

しかし、ある日、ふと思いついて酵素サプリの植物発酵エキスの含有量を調べてみると、少ないものが多く、それ以来、酵素サプリに興味がなくなってしまいました。

酵素について詳しくお知りになりたい方は、まず、酵素について知りたいならまず最初にこのページから読んでほしいをお読みください。

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