タニカヨーグルティアで納豆をつくる

この記事では、タニカヨーグルティアを使って納豆を作るために、材料や仕込み方法、失敗しないために気をつけることを説明します。

自分で納豆を作り始めて7、8年くらいになったかと思います。毎週の作業になっています。国産大豆を使った大粒納豆はとても簡単にできます。

つくりかたを書いておきましょう。

納豆

納豆好きなら自作してみよう

納豆を作り始めたきっかけは、健康番組の影響で毎日売り切れになって、しばらく買えなくなったからでした。

記録を見ると2007年のことでしたからもう9年前のことになります。1ヶ月以上買えなくてとても困りました。

それでタニカヨーグルティアを買い、アマゾンで大豆を数キロ単位で買って自分でつくるようになりました。

それまでは、いつも八百屋さんに行って100g入りが3パック100円の納豆を買っていたのです。安いでしょう。当時も50g入りのパックが4パックとか3パックのものが主流でしたが、探して歩くと八百屋さんに入荷することが分かりました。

自分で作るようになると、メーカーの品質管理がとてもきちんとしていることが分かります。しかし、自作納豆のよさは粒の大きさです。同じくらいの粒の大きさの納豆をお店で買うとかなり高いです。

用意するもの

必要な材料は大豆と納豆だけです。

  • 乾燥大豆300g
  • 一番安い納豆1パック
  • 圧力鍋
  • タニカ・ヨーグルティア

300gの乾燥大豆を仕込むと、できあがりは700g程度の納豆になります。うちでは妻と2人で1週間くらい食べられます。

納豆菌を別に買った方が強力な糸引き納豆ができるようですが、私はスーパーの安売りの納豆を40gくらい種菌にしています。

種菌の量は本当はもっと少なくてよいみたいですが、保険だと思って多めに入れています。

大豆

買っている大豆は国産で安いものを探しています。1キロ500円を切るくらいがよいと思います。今のところはアマゾンで買っています。

まめやの底力北海道産大豆1kgが448円です。ただし、関東までの送料が540円と別途かかります。最近は5㎏ずつまとめて注文しています。

今のアマゾンでの販売の仕組みがよく分からないのですが、同じものでも別な価格で販売されている場合があります。リンク先が変わっていたので、もとに戻しました。448円です。

必ず価格表示を確かめ、そして必ずマーケットプレイスも見てから注文してください。うっかり高く買ってしまわないように気をつけてください。

小粒と書かれているものを買っても、普段食べている納豆に比べるとはるかに大粒のものができますからご安心を。

圧力鍋

圧力鍋は一つあると便利です。酵素玄米を炊いてみたでも書きましたが、昔と違って品質のよい圧力鍋が安く買えるようになりました。

一番のおすすめは、パール金属 圧力鍋 5.5Lです。5.5Lで玄米は8合まで炊けます。品質がよく安いです。5000円しません。もちろん、もっと小さいサイズもあります。

ヨドバシカメラや、ドンキホーテでもよく見かけるので、直接さわってから買った方がよいです。私が品質がよいと書いた意味が分かっていただけると思います。

圧力鍋は、大きいものを買った方が使いやすいです。特に酵素玄米を炊くことを考えている方は、この大きさが必要でしょう。

万能蒸し器

たいていの圧力鍋には蒸し目皿がついていますが、パール金属の圧力鍋にはついてきません。別売りです。もしご家庭に万能蒸し器があれば、それを使えば大丈夫です。こんなやつです。

貝印 Kai House Select ステンレス大型フリーサイズ蒸し器 18~28cm用

タニカ・ヨーグルティア

私が買った時から、人気№1の商品でした。タニカはもともとお燗する機械のメーカーだったそうで、正確な温度管理の技術を持っているのだそうです。

TANICA  ヨーグルティア スタートセットは使いやすくて故障知らずなので、知人にもずいぶんすすめました。私が買った頃は、確か7000円はしなかったです。後輩は5000円で買いました。(注意:こちらは旧モデルです。)

なぜかひどく高い値段で販売されていることが多いです。

内容器の容量が1200mlの親切設計です。100mlはヨーグルトの種の分です。ヨーグルトを作るときに牛乳1リットルが全部入ります。

最初から内容器がふた付きで2個ついて来ます。設定温度:25~65℃ですから、甘酒も作れます。

ヨーグルティアに新型が出ました。

TANICA  ヨーグルティアS 1200ml YS-01

温度調節は25~70℃まで可能になりました。設定温度までの時間も短縮されたそうです。初めて買う方は性能アップした新型の方がよいでしょう。もちろん、内容器は2個ついて、スプーンもレシピ集もついてきます。なぜかアマゾンでは旧モデルの方が高いですが、新型の方がよいですよ。

こちらは希望小売価格が10,800円(消費税とも)です。それより高い場合は品薄でプレミアムがついています。高く買う必要はありません。ご注意を。

安いところを探してみてください。

ヨーグルティアについては、こちらの記事により詳しく書きました。

ヨーグルティアはヨーグルトメーカーのスタンダードじゃないか?
ヨーグルティアを使い始めてかれこれ7、8年になります。一度も故障がなく、毎週、ヨーグルトと発芽玄米と納豆づくりに使っています。 使い始...

キッチンはかり

はかりを使って300gずつ計っていると、できあがりにバラつきがありません。私はタニタの1g単位で1キロまで測定できるものを買いましたが、2キロまで測定できた方がよいです。そばダシをつくるときなど水の重さを計る場合もあるのです。

また、微妙な重量を測定できた方が絶対によいです。ケチって失敗しました。

タニタ デジタルクッキングスケール 2kg(0.1g単位/200gまで)がベストセラー1位になっていました。みなさん考えることは一緒です。1,463円です。

納豆をつくる

大豆を水に浸ける

最初に乾燥大豆を300gはかります。

鍋に水を入れて軽く洗います。大豆は水に入れただけで泡立って来ますが、大豆はもともとそのような性質なのです。泡はサポニンによるもので、特に豆が古いわけではありません。

軽く洗って豆がしっかり浸かる以上の水を入れておきます。高さとしては3倍以上が目安です。そして12時間おきます。

大豆を水に浸ける

やってみると分かりますが、12時間も置いておくと、水が泡だらけになります。そして、大豆特有の青臭いようなにおいもつきます。

夏は室温が上がるので、途中で水を取り替えた方がよいです。以前、大豆もやしを作ろうと思って、見事に腐らせたことがあります。大豆はまめに水を替えた方がよいです。

仕込むときは、もう一度よく大豆を洗ってからざるで水を切って、蒸し器を中にセットした圧力鍋に入れます。

浸けた大豆の水切り

私のいま使っている圧力鍋は、かなり小さいですが何とかなっています。

圧力鍋に大豆を入れる

30分蒸す

火をつけて重りからシューシュー蒸気がもれるようになったら、火を小さくしてタイマーをかけて30分蒸します。

大豆は煮てもよいそうですが、時間がかなりかかるのと大豆の味が薄くなるそうです。圧力鍋を使えば30分で大豆が柔らかくなります。

その間にヨーグルティアの内容器に熱湯を入れ、そこにスプーンをさして、熱湯消毒します。また、納豆を1パック出してよくかき混ぜておきます。

納豆

蒸し終わった大豆を冷まさずに内容器に移す

30分経って火を止めると、しばらくして圧力鍋のフタが開くようになります。蒸すと色が黄色っぽく変わります。煮豆のよいにおいがしますよ。

蒸した大豆

それまでに、内容器の熱湯を捨て、納豆を内容器に入れておきましょう。納豆を底に入れて上から蒸した大豆を入れる方が混ぜやすいです。

市販の納豆

圧力鍋のフタが開いたら、大豆を素早くざるに移し、お湯を切ってすぐに内容器に入れます。

スプーンで熱い大豆を少し入れ、最初に納豆と一緒にかき回してしまうと、その後大豆と納豆が混ざりやすくなります。

蒸した大豆に納豆を合わせる

納豆菌は実に強く、100℃くらいでは死にません。

熱い大豆を納豆に絡めるのは、他の雑菌がいないうちに大豆に納豆菌を植え付けてしまう作戦なのです。

私の後輩は、つい、熱い大豆を冷ましてから納豆と混ぜたらしいですが、見事に失敗したそうです。納豆は大豆が熱いうちに仕込まないとだめです。

蒸し大豆300gと市販の納豆を混ぜた

十分に混ぜたら、ペーパータオル(ふきんでもよいです)を2枚乗せて、しばらく置いておきます。

ヨーグルティアにセットする

内容器の外側をさわって、熱いから温かいに温度が少し下がったら、内ブタをしないで外ブタをつけ、ヨーグルティアにセットします。

納豆を仕込む上ブタだけつける

外ブタの上からペーパータオル(ふきんでもよいです)を2枚乗せて、ヨーグルティア本体のフタを乗せます。

ヨーグルティア納豆仕込み中

納豆菌は、酸素が必要な好気性菌なので、ヨーグルティア本体のフタは少し開けておきます。

温度設定と時間設定はこのようにしてます。

  • 設定温度・・・45℃
  • 設定時間・・・24時間

あとは、できあがりを待つだけです。

別容器に移して冷蔵庫へ

24時間後出来上がったものはこんな感じになります。スプーンでかき混ぜてそのまま冷蔵庫へ移してもよいのですが、私は別容器に入れて、冷蔵庫に入れます。

納豆できあがり

タニカの内容器は円いですが、やはり四角い容器の方が収まりがよいです。

タニカの説明書では、1日熟成させると書かれていましたが、その時点で食べても十分おいしくいただけるので、問題ありません。

国産大豆を使った大粒納豆が今晩から食べられます。

失敗しないために

蒸した大豆が熱いうちに作業する

上でも書きましたが、大豆が熱いうちに納豆とよく混ぜてしまうことが必要です。空気中にはたくさんの菌が飛んでいますから、熱くて他の菌が生存できない状態のうちに納豆菌を植えつけてしまうのです。

途中でかきまぜない

私は生半可に知識があったので、途中で底の方にも酸素を入れてやろうと混ぜたことがあります。納豆菌は生育に酸素を必要とする菌だからです。

しかし、全体の温度が下がってしまうのでしょう。できが悪くなります。具体的には、あまり糸を引かない納豆ができてしまいます。保温がとても大切です。

種にするのは安い納豆の方がよい(?)

せっかく納豆をつくるのだからと奮発して高い納豆を種に使うより、売り場で一番安い納豆の方が、できあがりがよくなります。納豆菌が強いのかもしれません。

自作納豆は種にしない方がよい

本来、できあがった納豆は、次の納豆を仕込むときの種になるはずなのですが、たいてい失敗します。原因は水分が関係していると思います。

ヨーグルティアで納豆を作ると、どうしても水分が多めに仕上がります。それが納豆菌を弱くするのでしょう。次の納豆を仕込むときに使ってもうまくいかないです。

種は、お店で買える一番安い納豆を使ってください。

水分調整は今後の課題です。

まとめ

毎週、納豆を仕込んでいます。土曜日の晩に大豆を水につけて、日曜日の昼に仕込みます。月曜日の昼にはできあがりで、だいたい1週間食べられます。

慣れると、何もむずかしくなく、他のことをしながら片手間仕事でできます。発酵食品をつくるのは簡単です。菌が多少のアバウトさを許容してくれるのです。

一度、自作の大粒納豆に慣れると、買って来て食べる納豆の粒が小さすぎるような気になると思います。

納豆好きなら、是非、やってみてください。きっとやめられなくなると思います。おいしくて。

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