たまり醤油を使って伊勢うどんのたれを作ろうかと思って

名古屋の友人が来るので、おみやげにたまり醤油を買ってきてもらいました。高いものだとつまらないので、名古屋の人が普通に使っているのを頼みました。普通によく使われているというのが重要で、それで普段の味の傾向が分かります。

買って来てもらったのは、イチビキのおさしみ溜と傳右衛門の溜醤油でした。たまり醤油をもらうのも初めて。もちろん会社名は知りません。

関東なら、キッコーマン醤油は全国区のメーカーですが、千葉県銚子市にあるヒゲタやヤマサもとても有名です。うちはヤマサの醤油を買うことが多いです。しかし、名古屋の人は、ヒゲタやヤマサをあまり知らないかもしれませんね。案外、食べ物の地域差はあります。

この記事では、たまり醤油がほしかったそもそもの理由が伊勢うどんだったという話から書きましょう。

そもそもは伊勢うどんがおいしかったから

たまり醤油にこだわって買ってきてもらったのは、伊勢うどんのたれがたまり醤油だと聞いたからです。

先週、伊勢志摩サミットがあり、各国首脳が伊勢神宮を参拝しているところがテレビで何度も流れました。もともといつも参拝客が多いところのようですが、これからもっと増えるでしょう。伊勢神宮のおかげ横丁は大忙しになるんだろうなと思いました。

伊勢神宮はとてもよいところでした。そして伊勢うどんもおいしかった。

ふくすけで食べた伊勢うどん

私が伊勢神宮に行ったのは、2年前の秋でした。おかげ横丁に行って、外にテーブルも出ていて一番雰囲気があったふくすけで食べてみました。

ふくすけ (五十鈴川/うどん)★★★☆☆3.58 ■柔らかい極太麺に濃褐色のタレをかけた伊勢うどん ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

余分なものを入れるとダシの味が分からなくなるので素うどん480円を頼みました。

伊勢うどん

伊勢うどんは、コシがまったくないうどんだということは聞いていたのですが、その通り、てろんてろんにコシがないうどんでした。カツオの風味が立っていて、たれの色は茶色というより黒に近い濃さでした。たれはあまり量が入っているわけでなく、讃岐うどんのぶっかけに近い感じでした。もちろん、味は全然違いますけれども。

色が予想以上に濃かったのでしょっぱいのかなと思いました。しかし、少し啜ってみると、「うまい」。塩辛いわけでなく、カツオのダシが聞いていて醤油のうま味も濃いのです。

今はこうやって調べながら書いているので分かりますが、なんであんなに色が黒いのにうまいのだろうと思いました。

伊勢うどんのたれに魅了されてしまい、麺はふつうのうどんでよいから、伊勢うどんのたれで思いっきり(!)食べてみたいと、その時から静かに思っているのです。

写真を整理していたら、ミエマンしょうゆの看板が出て来ました。伊勢うどんが実にうまかったので、どんな醤油やつゆを使っているんだろうとその時気になって撮ったようです。正式には、ミエマン醤油西村商店というのだそうです。

伊勢うどんつゆ

伊勢うどんのたれのつくりかた

伊勢うどんのたれはどうやって作るのかなと思って調べてみました。レシピを見ると、意外と甘味を入れるのだなと思いました。作り方も簡単。今度真似して作ってみよう。

伊勢うどんが食べたくて

ちなみに、アマゾンでもミエマン醤油の伊勢うどんのたれが買えるようです。

東京で伊勢うどん

東京で伊勢うどんを買うなら、日本橋の三重テラス。三重県のアンテナショップです。三越本店の近くにあります。最寄りの駅は東京メトロ三越前。伊勢うどんや伊勢うどんのたれも買えるようです。三重テラスに行くには東京駅からだと八重洲北口を出て少し歩きます。日本橋を渡った先です。

東京駅周辺は、昔から都道府県事務所がたくさんあったので、都道府県のアンテナショップが結構あります。

三重の「いいとこ」ぜんぶ日本橋へ。「三重テラス」、日本橋 YUITO ANNEXにオープン!

たまり醤油について復習

以前、しょう油の種類についてという記事を書きました。

しょう油の種類について
子供の頃、私はしょう油があまり好きではなかったです。特に夕方、煮物や煮魚のしょう油のにおいがしてくるとゆううつな気分になったものでした。 ...

普通の濃い口しょうゆは大豆と小麦が半々の割合で作られます。一方、たまりしょうゆの原料はほとんどが大豆です。小麦を合わても少量しか使いません。たまりしょうゆのうま味は大豆の成分がもとになっていて、うま味が多いのです。

イチビキと傳右衛門について調べてみた

買って来てもらった醤油は、2本ともたまり醤油です。

イチビキは安永元年1772年に創業だそうです。江戸時代からですか。ずいぶん大きい会社みたいです。みそ、即席みそ汁、しょうゆ、たまり、つゆ、みりんなどの調味料や、 あま酒、ぜんざい、金山寺みそなどの伝統的な商品、さらに鍋つゆ、水煮大豆、おこわ、釜めしの素、惣菜などなど作っているメーカーさんです。

一方の傳右衛門は、合名会社伊藤商店が正式な社名のようです。こちらも文政年間といいますから、1818年から1830年までの間に創業されたようです。大政奉還が1867年でしたか。その前ですから、やはり江戸時代の創業です。すごいなあ。

こちらもなめ茸の瓶詰めの他、お味噌も売っていました。

もともと、たまり醤油は「豆みそ」をつくる過程で、にじみ出て来た液体を取り出したのが始まりといわれています。

たまり醤油

さて、うどんを買って来て、伊勢うどんらしきものを作ってみますか。

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