業務スーパーで見つけたベルギーのカカオ85%のチョコレートは、値段が国産の板チョコより割安で、しかも原材料を見るとカカオマスと砂糖とカカオバターという本物のチョコレートでした。植物油脂なんて入っていません。
カカオ85%のベルギーチョコレートを発見
最近、増えてきた業務スーパー。乾燥わかめや味噌、コーヒー豆が安い(モカが案外うまい)ので定期的に買いに行っています。レジに向かう列に並んでいたら、ベルギーチョコレートで「カカオ85%」が目につき買いました。
100gで178円とは安いではないか
高カカオのチョコレートは輸入食品店で買うと結構高いです。しかし、普通のチョコレートは、砂糖が一番多く、ついでに植物油脂で脂肪分を増量しているのであまり魅力的でなく、まず買いません。
100gで178円(消費税別)でした。安いですね。大手菓子メーカーの板チョコは、50gです。だいたい100円くらいしますね。同じ100gで揃えると、値段が安く、品質がだいぶ違うようです。
品質を確かめるには裏をひっくり返して原材料名を見ます。
カカオマスが一番多く、脂肪はココアバターだけ
私はいつもこのように原材料名をじっくり見ます。
原材料名 | カカオマス、砂糖、ココアバター/乳化剤 |
原材料は、多い順番に書かれます。砂糖よりもカカオマスが多い。ココアバターは脂肪分です。植物油脂なんて書いていないので、ごまかしがないチョコレートですね。
カカオマスとは何かわかりますか?
カカオマスとは、カカオ豆を発酵・焙煎させたものから種皮と胚芽を取り除いてすり潰したものです。カカオマス中に約55%脂肪があります。カカオマスから搾油したものがカカオバターです。
乳化剤はともかく、原材料はカカオと砂糖だけなことがわかりました。
以前、ココアの効果と分離されるココアバターから脂肪の価値について考えてみたを書きましたが、この中で詳しく説明しています。

パッケージにもカカオ85%と明記されています。
カカオには特有の効果がある
カカオにはカカオポリフェノールが含まれていて、特有の効果があります。私が子供の頃は、チョコレートを食べると虫歯になるからあまり食べるなといわれたものです。(実際、虫歯になりました)
チョコレートが体によいなんて、昔は考えたことがなかったです。
チョコレートの奇跡を読むと、チョコレートのすごい効果がわかるという記事に詳しく書きました。是非、読んでみてください。



もちろん、そのためには高カカオのチョコレートを食べている方がよいのです。
カカオ85%は苦いが悪くない味
久しぶりに高カカオのチョコレートを食べました。苦いですが、悪くない。コーヒーにもよく合います。仕事で疲れた時は、甘いだけではなく、苦味があった方がよい感じがしますね。もちろん、好き好きだと思いますけれども。
砂糖が少し入っていますから、ほのかに甘みもあります。
NOTE
以前、カカオに興味を持って調べた時に、純ココア(カカオパウダー)を買って飲むのが一番安上がりだなと思っていました。しかし、バン・ホーテンのココアが円が弱くなったせいか値上がりしたので、富澤商店のカカオパウダーを買って来て飲んでいました。
高カカオチョコレートは、輸入食品店にしか売っていなくて、しかも結構高かったので買わないようになりました。しかし、このくらいの値段だといいなと思います。