納豆の賞味期限切れはいつまで食べられる?

納豆の賞味期限は、製造日を含め12日とありました。意外と短い。では賞味期限切れの納豆はいつまで食べられるのか?10℃以下の冷蔵保存をしていると、賞味期限切れの日から30日経ってもお店に並べられた日よりおいしく感じられたそうです。少なくとも30日までは大丈夫。

納豆

納豆の賞味期限はどのくらいあるの?

納豆を自作している方なら、納豆は蒸したり茹でた大豆に納豆菌をふりかけ、24時間でできることはご存知でしょう。市販されている納豆も同じです。

私は賞味期限をほとんど気にしていないので、納豆の賞味期限がどのくらいあるのか知りませんでした。製造後何日までが賞味期限なんでしょう?

調べ始めるとなかなか出てきません。

製造日を含め12日

やっと見つけたのは、茨城県の納豆メーカー有限会社トーコーフーズのサイト。よくある質問 Q&Aにありました。「製造日を含め12日」だそうです。

賞味期限は何日ですか?

要冷蔵(10℃以下)の保管で糸引き納豆は「製造日を含め12日」、そぼろ納豆は「製造日を含め21日」に設定しております。 賞味期限を過ぎたからといって食べられなくなる訳ではありません。

美味しく食べられる期間としていますが、保管の温度や方法で劣化の速度が変わりますのでご注意ください。 又は、納豆は冷凍での保管が可能です。冷凍保管の場合は2か月位を目安にしてください。

文中に出てくるそぼろ納豆とは、たくあん漬けと納豆を混ぜたもののようですから、ここでは除外します。

納豆の賞味期限は冷蔵保存で12日とは案外短いものだなと思いました。納豆を作るメーカーはたくさんありますが、製造方法は似たようなものですから、冷蔵保存で12日は、メーカーごとにそれほど大きく違わないと思います。

しかし、製造後12日とは短い。感覚的にはもっと持つように思います。

では、次に、製造後12日を過ぎて、賞味期限切れになった納豆は、どのくらい食べられるのでしょう?

納豆の賞味期限切れはいつまで食べられるのか?

どこのスーパーでも見かけるタカノフーズのおかめ納豆。よく寄せられるご質問にはこのように書かれていました。

賞味期限が過ぎた納豆は食べられますか?

期限を過ぎると、風味が落ちてきたり臭いが強くなってしまいます。いずれも本来の風味は損なわれてしまうので、お召し上がり頂くことはお勧めできません。

メーカーは、「おいしくない」といわれたくないですから、このように賞味期限内に食べてくださいと回答するでしょう。

さて、念入りに論文を検索してみると、「賞味期限切れ」の食品は、いつまで食べられるかの中に納豆も出てくるのを発見しました。

賞味期限から30日経過したものが購入日より味がよい

官能検査を行ってみると、賞味期限から30日経ったら購入日よりおいしく感じられたと書かれていました。

納豆については賞味期限日から徐々に低い評価となっているものの、30日経過したときの評価は購入日より高いという結果になったため、30日経過した場合でもあまり食味の変化は見られないといえる。

官能検査の結果より、食パン・納豆・ヨーグルト・コーヒー牛乳・コーヒーは、賞味期限が切れて30 日後であっても、冷蔵保存しておけば期限が切れる前の状態とほぼ変わらないおいしさで食べられることがわかった。

冷蔵保存の温度は10℃以下でした。家庭にある冷蔵庫の庫内は5℃以下が普通です。

この表が載せられていました。

納豆について
購入日 期限日 5 日後 10 日後 14 日後 18 日後 22 日後 26 日後 30 日後
2.8 4.0 3.1 3.3 3.1 2.7 3.1 3.2 3.2
見た目 2.9 4.0 3.4 3.6 3.2 3.2 2.7 3.4 3.2
におい 3.2 4.1 3.4 3.7 3.4 3.4 3.3 3.6 3.4
酸味 3.0 4.4 4.1 4.1 3.9 3.7 3.3 3.4 3.6
口当たり 3.1 4.2 3.8 4.0 4.1 3.9 3.6 3.7 3.7
捨てるか捨てないか 1.6 2.0 1.7 1.7 1.7 1.6 1.5 1.7 1.5
総合評価 3.0 4.0 3.6 3.7 3.3 3.0 3.0 3.1 3.1
※「賞味期限切れ」の食品は、いつまで食べられるか

賞味期限が味のピークになっている

官能検査について、それぞれの項目につき5点満点です。購入日が意外にも低く、賞味期限(表では期限日)がピークであることから、期限日に合わせて製造されていることがわかります。

官能検査はこのような基準で行われています。

10 名のパネラー(官能検査する人)により、実施した。上記各々のサンプルを約10 g ずつ皿等にとり、少量口に含み、味、見た目、におい、酸味、口当たり、捨てるか捨てないか、総合評価の7 項目を、判定基準(購入時と比較して5 段階評価)

  • 5 点:良い(標準品と同等の品位が保たれている)
  • 4 点:やや良い(標準品よりやや劣るが、遜色のない品位が保たれている)
  • 3 点:ふつう(標準品より劣るが、商品として必要な品位が保たれている)
  • 2 点:やや悪い(標準品よりかなり劣り、商品として不向きである)
  • 1 点:悪い(標準品より著しく劣り、商品としての品位が失われている)

により上記9 段階を時期毎に評点させた。

製造後40日、賞味期限切れ30日後でも食べられる

以上のことから、納豆は製造後40日経っても食べられる。また、賞味期限切れ後30日経っても食べられることがわかりました。

ただし、冷蔵庫で保存すること

納豆は製造後加熱したりアルコールを加えて殺菌したりしていません。そのため、発酵は進みます。常温なら味が変わるのは早いです。

冷蔵庫に保存していることが条件です。もちろん、もっと温度が低い冷凍庫なら冷蔵保存より長持ちするでしょう。

NOTE

私は若い頃山小屋で働いていたことがあるのですが、基本的に、自分で荷揚げしてきたものを食べていました。買い物はオーナーがしてくれるのですが、定期的だとはいえ、もちろん頻繁ではありません。

そんな時は、なぜか納豆、パン、アジの干物などがやたら食べたくなりました。納豆は定期的に買って来てもらいストッカー(冷凍庫)に入れていましたが、発電機を回している時間しか通電しないので、だんだん色が変わり黒ずんできます。においもアンモニア臭がきつくなります。

しかし、案外、食べられるものです。メーカーの品質管理はかなりよいのです。

私は納豆を自作していますが、こちらは水分調整がなかなか難しくて、水分量が多いと傷みやすいです。完全に味がおかしくなる前に食べてしまいますが、味の変化は自分でわかるものです。自分の舌を信頼してもよいと思いますよ。

納豆の自作については、納豆の作り方自作してみようにまとめてあります。

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