この記事では、納豆を食べて眼底出血が改善した記事を読み、納豆を食べて加齢による目の血管の詰まりがよくなれば、加齢による視力低下も抑えられないだろうかということについて書いています。
先日知人と話していたときに、目の話になりました。私は老眼がひどくなり、毎日PCを長時間つかうのでまたメガネの度が合わなくなってきたなんて話していました。
ちょうど納豆の話を書いていた時だったので、そういえば、目の症状を改善する話が納豆についてあったなと思い出しました。それを調べてみました。
老眼が進むのは糖分も関係あるのではないか?
私は40過ぎから少しずつ老眼が始まり、だんだん電車の中で本を読むのがつらくなってきました。手を延ばさないと文字が見えづらくなったのです。寝るときも、以前なら胸の上に本を置いて読んでいたのですが、持ち上げて距離を離さないと見えづらくなりました。
もともと視力1.5とか2.0が当たり前だったので老眼になるのが早いのかもしれませんが、もう一つ影響があると思ったのがお酒です。
その頃、健康診断前になるとにわかに真面目な人になり、1ヶ月くらい酒を飲まないで体重を落とすために走ったりします。その間に老眼が一時的軽くなり、少し見えるようになったりしました。私はビールが好きなので、糖分を割ととっていることになります。
きっと老眼の進み方と糖分が関係しているだろうなと思っていました。ご同輩の甘党の方で同じように思われる方はいらっしゃらないですか。
血液の糖分が多いと流れが悪くなります。
納豆の効果で眼底出血が改善
それで、納豆は効く!―解明された納豆パワーの秘密を読みました。アマゾンの書評に専門用語が多くて読みにくいなんてありましたが、そんなことないですよ。
本の中に、納豆を食べて眼底出血を改善した話がでています。
鳥取大学医学部で納豆の血栓溶解作用に期待して臨床試験が行われた。血栓症の一種である網膜中心静脈閉塞症になり眼底出血を起こしていた五十歳台の患者さんに対して、止血剤の点滴と共に市販の納豆を毎日、100g夕食時に食べてもらったとの事。
100gの納豆は、昔の納豆なら1パック。今の納豆なら2パックですから大した量ではありません。しかも朝晩ではなく、夕食時だけでよいのですか。
臨床試験とはいうものの、納豆を食べるだけなので、こんな安全な臨床試験は他にありませんね。
網膜静脈閉塞症とは、調べたらありました。網膜の静脈の血管が詰まって血液が流れなくなる病気だそうです。血圧が高く50歳以上の人に起こりやすいそうです。
網膜中心静脈閉塞症というのは、網膜にある静脈のおおもと、中心が詰まってしまうために影響は網膜全体にあるそうです。網膜の機能が奪われたまま、視力が回復しないことも少なくないと書かれていたので、かなり厄介な症状なのです。
それで、納豆を食べ続けてどうなったか。
その結果、十日後には視力が回復し、眼底出血も徐々に回復した。そして十九日目には退院し、その後も継続して一週間に二回、夕食時に納豆を100gずつ食べ続けたところ、二ヶ月後にはすっかり元の正常な状態に回復したのである。これは止血剤のみの投与の場合と比べると、驚異的な回復速度といえる。
すごいですね。納豆からナットウキナーゼを取り出してそれを注射するとか面倒なことではなく、ただ食べるだけで改善するとは。
納豆で眼底出血改善の体験談
すごいなあと思って、ネットで同じような体験をした人がいないかなと思ったら、いらっしゃいました。
この質問をした方へ回答された方のご主人は、2週間食べ続けて効果がでたそうです。納豆をよくかき混ぜるのがよいそうです。



加齢による物忘れや視力低下は動脈硬化かも
だれでも年齢が上がるにつれ、記憶力低下を感じるものです。「あれあれそれそれ」が始まり、人の名前が出てこなかったり、最近覚えたことをすぐに忘れてしまったりします。
若い頃覚えたことは忘れていないのが不思議なところです。きっと記憶の格納庫の場所が変わっているのでしょう。
私の場合は、若い頃にずっと視力がよかったので、視力の低下はかなり不快なことです。PCの画面を見続けているから仕方がないかもしれませんが。
こういうのは、動脈硬化が静かに進んでいるんじゃないかと思っています。
納豆をしばらく食べ続けたらどうでしょうね。サプリメントと違って昔から食べられてきたものだし、試してもお金もかからず、お腹にもよいし、悪いことはないと思います。
まとめ
納豆をネットで検索すると、やり玉にあげられたテレビ番組の影響でネガティブな記事が多いのです。ナットウキナーゼは酵素なので、胃で分解されてしまう。仮に分解されずに腸に行っても、ナットウキナーゼはタンパク質なので大きすぎて吸収されないという話を書いている方もいらっしゃいました。
しかし、納豆を食べるだけで効果がでるならよいではないかと思います。
私は納豆が好きで自家製造していますが、毎日規則正しく食べているわけではありません。時々製造期間も間隔があいてしまうこともありました。
しかし、最近は忘れずに毎日食べるようにしています。
納豆について記事をいくつか書いています。他の記事は、納豆についてをご参照下さい。