小泉武夫

参考文献

「微生物が未来を救う」を読んだ

小泉武夫さんの20年前の本「微生物が未来を救う」を見つけて借りて来ました。NHKで放映されていた課外授業ようこそ先輩という番組に合わせて作られた本です。発酵を知るために最初に読むとよい本です。この本が書かれた当時、小泉先生は、遺伝子工学を使って微生物を操作するより、自然の中から人類の生活に有効な働きをしてくれる微生物を探してくる方が早くて安全だと考えていたようです。
酒づくりを学ぶ

鹿児島大学 農学部で焼酎づくりを学ぶ

鹿児島大学農学部 食料生命科学科 焼酎発酵・微生物科学コースの焼酎製造学部門、焼酎学コースで焼酎づくりを学ぶことができます。鹿児島大学農学部焼酎・発酵学教育研究センターで学びます。科目を調べると、実践的な科目がいくつもあります。社会人向けに...
どぶろく

口噛み酒はアルコール度数が9%にもなるらしい

口噛み酒というのがあると知っていましたが、興味はなかったです。ところが、小泉武夫さんの最終結論「発酵食品」の奇跡を読むと、小泉先生が学生と実験でつくった口噛み酒は、アルコール度数が9%もあるのです。ただ、おいしいものではないみたいです。

米麹をつくる時なぜ蒸米を使うのだろう?

アジアの餅麹と日本の米麹を比べると、米麹だけは「蒸した米」に麹菌を植えつけるのです。炊いたご飯でなく蒸米にはカビが着きやすく麹菌にピッタリです。一方、加熱しない餅麹に使う麦穂にはクモノスカビが多く生息し餅麹にピッタリです。そして、稲穂には麹...

カビだらけのご飯から木灰を使って麹を単離する

カビだらけのご飯から、麹カビらしきものをヘラで採り、それにくぬぎの葉っぱを乾燥させて焼いた木灰を薄くかけておくと、徐々に麹カビ以外の微生物が死滅し、10日目からは、麹カビだけが取り出せるようになります。すごい。 木灰と麹の関係をもっと知りた...
発酵食品全般

小泉武夫「食いしん坊発明家」はとても面白かった

小泉先生の「食いしん坊発明家」はタイトルだけ見ると、子ども時代の話かと思いましたが、東京農大を卒業した頃からの発明の話が、7つ、実に面白おかしく紹介されています。小説形式で書かないと面白さが伝わらないと思われたのでしょう。 小泉先生は発明家...
日本酒

吟醸香は酵母にストレスをかけると出てくるんだって

この記事では、吟醸酒のフルーティーな香り、吟醸香について、その種類と構造式、吟醸酒の造り方と、なぜ独特の香りが出るようになるのかについて調べました。 少しよい日本酒を口に含むとフルーティーな吟醸香がします。私が日本酒を飲めるようになったのは...
味噌

八丁味噌は他の味噌とはつくり方が違っていた

八丁味噌を買ってきてたまに使っています。八丁味噌は愛知、岐阜、三重県あたりでつくられている豆味噌のうち、愛知県でつくられたもののことを指します。独特の味がして、渋みや苦味も感じます。 私は北海道で生まれ育ったので、赤味噌が好きですが、八丁味...
納豆

「納豆の快楽」を読んだ

「納豆の快楽」の中で、納豆を食べると食中毒を防いでくれる話が一番興味深かったです。おかしなものを食べたら納豆を食べると覚えておきます。納豆菌と病原性大腸菌を同時に培養すると、納豆菌の増殖の早さで病原性大腸菌を淘汰してしまうそうです。そして栄...
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