漬け物についていくつか記事を書きました。
浅漬けの正しい漬け方が分かる本
漬け物名人、針塚藤重さんの「漬けもの名人が教える おいしい浅漬け」は、名人というより、農業が好きで仕方がない人が書いたんだと感じさせられる本です。深い知識と丁寧な仕事の話を読むと、本当に「いいなあ」と思います。

簡単ですぐに使えるぬか床の作り方
今は発酵食品が人気なので、スーパーに行けばいつもぬか床が買えます。無印良品にもありました。ただ、何しろ量は少ないです。一度にたくさん漬けたい方や実験好きな方でせっかちな方は、作ったその日から使えるぬか床の仕込み方があります。一番の特徴はビオフェルミンS細粒を1/2ビン使うところでしょうか。とても面白い。

ぬか床の作り方と乳酸菌と酵母のこと
こちらは正式なぬか床の作り方です。ぬか床を仕込むだけなら、1時間もあればできます。それから乳酸菌を増やして漬けられるようにするまで10日くらいかかります。この間の作業は、くず野菜を漬けて混ぜることなので、普通に野菜を漬けられるようになってからと変わりません。ぬか床は最初に乳酸菌が増え、その後野菜に着いてきた酵母が増えてから菌叢が複雑になり、ぬか床らしいにおいになっていくそうです。野菜がはいらなければぬか床は完成しないのです。

木曽のすんき漬けが人気らしい
すんき漬けが人気だとか。木曽の中心地、木曽福島から上った所にある開田高原で作られています。特徴は、塩を使わない漬け物だということ。何でも含まれる乳酸菌のおかげで、花粉症によいとか。最初に見つけられた菌株で作られた豆乳ヨーグルトは、地域の特産品として販売されています。また、別の菌株で作られた豆乳ヨーグルトは、豆乳グルトとして販売されています。

しば漬け食べたい
しば漬けが好きです。どうやって作るのだろうと調べてみると、きゅうりの塩漬けとみょうがの塩酢漬けが必要で、それになすを漬け込んで、梅酢で色づけすれば1日でできあがるのだそうです。漬け物を組み合わせて新しい味を作ったのでしょうか?
