2018年の天寶一特別純米八反錦おりがらみ本生を飲んだ

12月になって発売になったばかりの天寶一特別純米八反錦おりがらみ本生を1本送ってもらいました。今年もシアワセを感じながらちびちびいただいています。

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今年も1本送ってくれました

いつも広島県福山市の酒蔵、天寶一のFaceBookページをフォローしているのですが、12月1日に特別純米八反錦おりがらみ生原酒が限定販売されたという記事が流れてきました。

株式会社天寶一、広島県 福山市 - 「いいね!」276件 - 「天と地の間にある唯一の宝」の意味から伝えられ、「日本酒は和食を最大限生かす名脇役」をモットーに美味しいお酒を醸しています。

おっ、そろそろ、杜氏さんお酒を送ってくれるかもしれないなと期待したら、送ってくれました。ありがとうございます。早速、冷蔵庫に入れてよく冷やしました。

杜氏さんと私は20年前、同じ会社で働いていたもと同僚です。

社長さんが書かれたFaceBookページの記事には去年との違いが書かれていました。引用します。

1.8L 小売価格 2,600円(外税)
720ml 小売価格 1,300円(外税)

原材料・・・八反錦
精米歩合・・・麹55%・掛60%
日本酒度・・・+1 / 酸度・・・1.6
酵母・・・9号系 /アルコール度数16.5
アミノ酸・・・0.9

本年度より発酵力を高める為に酒母の仕込み硬度を高め、
2日踊りにて低温発酵が可能になりよりフレッシュな味わいに。
香り・甘味をしっかりと表現できるように醸しました。
昨年以上、皆様に喜んで頂けると思います。

2日踊りってなんだろう?

2日踊りってなんだろう?と思って調べました。中谷酒造株式会社の三日踊(みっかおどり)というページに説明がありました。

何も手を掛けない日のこと

日本酒は仕込みを始めるに当って「添」「仲」「留」と3段階に分けて少しづつ増量しながら仕込んでいく。三段仕込みと呼ばれ日本酒独特の製法だ。

その中で「添」と「仲」の間に「踊」という何も手を掛けない日を設け、強い発酵力をうながしていく。通常1日間だけだが、この酒は2~3日間設けた。より強い発酵力を期待できるからだ。

日本酒は、醸造酒としては世界一高いアルコール度数まで発酵させるお酒です。醸造酒のアルコール度数は、だいたいビールの5%程度が普通なのです。ワインは補糖して12%程度に上げます。

少し前に、「酒は諸白(もろはく)」が重版されるといいなという記事を書きましたが、三段仕込みは、米麹・蒸米・水を、3段階に分けて加えることでアルコール度数の高いお酒をつくるための技術なのです。

私たちがいま飲んでいる日本酒は、奈良の正暦寺でつくられていた白米だけを仕込んだ諸白(もろはく)にルーツがあり、その後、灘で諸白の品質が大きく...

その「添」と「仲」の間に「2日踊り」として何もしない日を2日設けるのは、酵母が増えるのを待つのだと思います。

ビンの横を見ると、八反錦100%使用と書かれています。

八反錦について調べてみた

八反錦は広島の酒造米でした。「広島酒」醸造技術の歩みを読むと、いろいろわかりました。ちなみにこの記事が書かれたのは1984年です。八反錦は1983年生まれの酒造米のようです。

大粒で心白率が高い

先に、特徴を説明すると、八反錦は大粒で心白率が高い特徴があります。

大粒のお米は精米する時に扱いやすいですね。心白率とは、日本酒を作るお米の「心白(しんぱく)」とは?に説明がありました。

心白とは、米の中心部の「白く不透明な部分」を指します。

心白はすき間が多いため、お酒を作るための麹菌が繁殖しやすく良質の麹(こうじ)が出来るという特徴があります。

なるほど。麹菌のためなのです。では、八反錦の説明を読んでみて下さい。

広島県産の酒造好適米である八反は,大正年間に農事試験場と広島県工業技師であった橋爪氏 との協力により開発され,八反10号として雄町とともに普及した。

その後,昭和37年に改良育成されたものが八反35号,40年に育成されたものは八反40号と命名されて現在使用されている。

昭和49年に農業試験場で新たに育成された酒系4A(仮称)による醸造試験を50年から3年にわたり実施し,八反より優れた特性を認めたが,本格栽培で病害虫に弱いことが判明し,全面的に作付中止になった。

その後昭和56年に開発された米について酒造適性試験を行い,58年に 吟醸酒の醸造試験を行った。大粒で心白率も高く,八反35号に勝る優良米である。

この米は「八反錦」と命名,本年8月中には登録が完了し酒造好適米に指定される見込みであり,将来,広島県の八反は全部この「八反錦」に換える計画で,作付の転換および拡大を図っている。

麹米55%、掛米60%

さらにラベルを見ると、精米歩合:麹米55%、掛米60%とあります。かなり磨いたお米を使っているのですね。55%は吟醸酒レベルです。

新潟のお酒は、本醸造酒でも他の地域のお酒に比べて精米歩合を低く(よく磨く)する印象があります。そのためか香りとキレがよいように思います。

もちろん、特別純米八反錦おりがらみ本生を飲んだ感じも香りがよくスッキリしていて、おりがらみ特有の甘みもあります。ただ、新潟や東北の酒とは違う、柔らかい感じがします。

この通り、一度天地返しをして注いで濁りを楽しんで飲みます。おいしいです。シアワセを感じます。

天寶一を東京で買うには、四谷の鈴傳と東京駅のハセガワにはいつもあると思いますが、全ての種類が置いてあるわけではないので、問い合わせをしてみるとよいです。

天寶一シンガポールに渡る

そういえば、少し前の話になりますが、10月7日に放映していた、テレビ東京の番組『日本→欧州20000km“巨大コンテナ船に乗せてもらいました!”TV初密着SP』に天寶一が出てきました。

純米大吟醸酒四〇という黒ラベルのカッコイイやつですね。私、天寶一のラベルが好きなんです。かっこいいなと思います。

天寶一のみなさんが、元気で健康で、ますますおいしいお酒をつくって下さるように祈っています。

いつも封を切ったら4合ビンに入れ換えて、ワイン好きの方ならご存知のバキュバンで空気を抜いて冷蔵庫に入れます。少しずつ変化しますが、開封して2日後、味がスッキリしているものの濃厚になっています。

おいしい日本酒を飲むと、いつも、お米を大切にしなければいかんなと思います。

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