三百年の掟やぶり純米、うまい

この休み、妻が豪雪の山形蔵王に行って来ました。もちろん、山形の酒を買って来るのが交換条件です。

新潟の酒でよく学習したので、よく知られている銘柄でない(少なくとも私たちが知らなくて飲んだことがない)酒を買うようにしています。新しい出会いを期待する気持ちと、価格がリーズナブルな場合が多いからです。

私は何年間か仙台で暮らしていたのですが、当時は、浦霞か一ノ藏を買って満足していたので他の日本酒をほとんど探求することはありませんでした。山形の酒は(多分)買ったことがないです。

この酒は、蔵王中央ロープウエイの前にある温泉、湯の花茶屋 新左衛門の湯の売店で買ったそうです。4合ビンで1300円。

無濾過 槽前原酒 「純米 三百年の掟やぶり」~掟やぶり第三弾~ | 寿虎屋酒造株式会社 山形の日本酒 霞城寿 三百年の掟やぶり 寿久蔵

「三百年の掟やぶり」という挑戦的なラベルを見ると期待が高まります。東北人は謙虚な人が多く、商売のためにハッタリをかますような伝統がないことは住んでいたので知っています。

冷蔵庫で冷やし、封を切って、利き猪口に注いで飲んでみると、香り、味とも濃くて強い酒だなと思いました。

「これは、美味しい」

ごくほのかな酸味があり、それが次の一口を誘うようです。

造っているのは、寿虎屋酒造株式会社。住所は山形市ですが、JR仙山線の有名な山寺駅と山形駅の間にある会社です。

米なのか水なのか気候なのか、寒い地方の酒がうまいのは。

おいしい日本酒を飲むと、米は偉大で大切にしなければと、一瞬かもしれないけど、本当に思います。

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