豆乳ヨーグルトが効く! ―やせる、血液サラサラ、骨も丈夫に、花粉症にもを読みました。この本のことを書こうと思ったのは、すごく簡単な豆乳ヨーグルトの作り方が出ていたからです。
豆乳ヨーグルトは、なかなか人気があり、作ってみようと思う人は多いようですが、ヨーグルトメーカーを買わなければできないと思っている方におすすめな方法が出ていました。
もちろん、本当は、きっちり温度管理した方が仕上がりに変化が出るので楽しめます。しかし、まずやってみるならこんな方法もあります。土鍋を使うのです。
土鍋で作る豆乳ヨーグルトの作り方
冒頭、「3日食べなきゃ、7割治る!」の著者、船瀬俊介さんのインタビューが出ています。船瀬さんは豆乳ヨーグルトを作る時に、土鍋を使っているのです。
この作り方は初めて知りました。
船瀬さんのインタビューを読むと、コツが書いてあります。まず、土鍋はなるべく大きめの肉厚なものを使うこと。土鍋はもともと保温力が高いですが、それを最大限活用するためなのでしょう。
船瀬さんがお使いの土鍋は、鍋物用ではなく、ご飯が炊けるタイプの土鍋でした。
また、加熱する時は、豆乳とヨーグルトを土鍋の中でよくかき混ぜて、2分くらい加熱してから火を止めます。鍋をそっと触ってみて、熱さを感じるくらいのところで火を止めるのがコツだとか。
用意するもの
- ヨーグルト(プレーンタイプ)・・・大さじ4
- 豆乳・・・1000ml
- 牛乳・・・250ml
- 土鍋
- スプーン
- ヨーグルトを入れる
土鍋に大さじ4杯のヨーグルトを入れる。市販品の小さいカップ1つ分でOK- 豆乳を入れる
土鍋に豆乳1000mlを注ぎ入れる。豆乳はあらかじめ冷蔵庫から出して常温にもどしておくと作りやすい。- よく混ぜる
スプーンでよく混ぜておく。ヨーグルトのダマがなくなるまで、ヨーグルトと豆乳をまんべんなく混ぜ合わせる。- 土鍋を火にかける
土鍋を弱火で加熱する。加熱時間は豆乳の温度や室温によるが、2分前後でOK。ほんのり温まる程度。沸騰させないで!- 蓋をしてそのままおく
火を止めて、土鍋の蓋をする。土鍋をコンロの上においたまま、そのまま放置。土鍋の中は予熱で発酵が進んでいるはず!- できあがり
数時間で豆乳ヨーグルトのできあがり。夜、作っておくと、朝には完成!できあがったヨーグルトは冷蔵庫で保存する。
かなりアバウトな感じがしますが、これでできるのが発酵食品のよさでもあります。
私も豆乳ヨーグルトを毎週つくっています
私が豆乳ヨーグルトを作り始めたのは5年くらい前からだったか。それ以前から、タニカのヨーグルティアを買って納豆とヨーグルトを作っていました。
ヨーグルトは失敗なくすぐにできるので、ずっと食べていたのですが、ある時から、何となく牛乳の乳臭さに飽きてしまって、明治ブルガリアヨーグルトを種に、豆乳でヨーグルトをつくってみたのです。
ブルガリアヨーグルトを種に使うと作りやすい
ばっちり固まりました。明治ブルガリアヨーグルトの2種類の菌は、ブルガリアヨーグルトの基本の菌であり、「ヨーグルト」の規格にもなっている菌です。
ブルガリアヨーグルトはすごく強いです。ちなみに、最近のヨーグルトは腸内細菌を培養したものが増えていますが、ブルガリアヨーグルトの基本の菌は、ブルガリアの植物にくっついている菌です。
ただ、牛乳でつくった時のように酸味があまり残らず、ヨーグルト風豆腐のようになるので、なにもかけずに食べるのは少々物足りない。それから、種菌探しを始めました。
寺田本家の玄米麹、にぎり酒を種にして3回やってみましたが、今のところ成功していません。なにがいけないのか原因が分からなくて、まだ記事にしていません。
明治R-1を種にするとこってりした味が魅力
今は明治R-1を種にして豆乳ヨーグルトを作っています。作り方は牛乳でつくる場合と同じです。牛乳に比べて豆乳は早く固まります。豆乳1リットルに、てんさい糖30gを入れることと、43℃で保温することが注意事項です。てんさい糖を入れた方がおいしくてこってりとした粘りがでます。
明治ブルガリアヨーグルトは、37℃保温がなめらかな仕上がりになるので、乳酸菌によってずいぶん条件が違います。
まとめ
以前、大豆は豆腐より納豆やもやしで食べた方がよいのかな?という記事を書いた時に、大豆を食べる時は、発芽させるか発酵させて食べた方がよいと初めて知りました。
今は牛乳の代替品として、豆乳を飲む方が多いようですが、豆乳を飲むなら発酵させて豆乳ヨーグルトにした方がよいと思います。
豆乳ヨーグルトの注意事項は、この本の中でもふれられていましたが、牛乳でつくるヨーグルトに比べて味の変化が少し早いところです。なるべく早めに食べるようにしてください。
しかし、豆乳ヨーグルト作りに馴染んできたら、やっぱりタニカのヨーグルティアをおすすめしたいです。
温度管理をきちんとすると、入れる種菌によってびっくりするくらい風味も舌触りも変わります。故障知らずで、うちでは7~8年稼働しています。
ヨーグルトについて他にも記事を書いています。ヨーグルトについて書いた記事をご覧下さい。